〔2020/8/28〕都築電気、コムデザインの株式51.5%を取得し、子会社化

 都築電気は、コムデザイン(本社:東京都千代田区、寺尾憲二社長)の株式を追加取得し、子会社化することを決めた。現在4.7%の持ち株比率を51.5%に引き上げる。
 都築電気は、1932 年の創業以来、ICT全般についてのコンサルティングから、設計、開発・構築、保守・運用まで一貫したソリューションを提供してきた。中でも、通信インフラの構築・保守は大手企業に実績があり、コンタクトセンターにおいても豊富な稼働実績(約 40,000 席)を誇っている。
 コムデザインは、独自開発のクラウド CTIサービス「CT-e1/SaaS」を基盤に、高いカスタマイズ性を有するクラウド型コンタクトセンターソリューションを提供しており、2000 年の設立以降、業種・業態を問わず幅広い導入実績(約 20,000 席)を有している。
 両社は、2017年10月27日に資本業務提携を行い、クラウド CTI サービス分野における事業領域の拡大に取り組んできた。また、両社は 2019年12月20日にコンタクトセンター以外の業務にも応用でき、AI分野全体の活性化に繋がる新サービスの創出を目指し、「自然言語処理※2」の共同開発プロジェクトを発足するなど、提携を深めてきた。
 こうした中、都築電気社はコムデザインを子会社化することにより、更なる連携強化を進めコンタクトセンター市場でのプレゼンスを高めるとともに、AIを活用したサービスによって新たな市場を開拓することが一層の企業価値向上に資すると判断し、今回の株式取得を決定した。


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