〔2020/8/31〕三井倉庫ビジネスパートナーズ、ワールドトランスシステムとテレワーク支援サービスで業務提携

 三井倉庫ビジネスパートナーズ(本社:東京都港区、和田泰彦社長、以下、MBP)はワールドトランスシステム(本社:東京都港区、間宮丈雄社長、以下、WTS)と、中堅中小企業向けテレワーク支援サービスの提供を目的とした業務提携をした。
 働き方改革の一環として導入推進されているテレワークだが、今回の新型コロナウイルスの感染・拡大を受け、企業としての導入は急務となっている。2020年4月に東京商工会議所が実施した「新型コロナウイルス感染症への対応に関するアンケート」によると、テレワーク実施を検討するにあたっての課題で、「パソコンやスマホ等の機器やネットワーク環境(LANなど)の設備が十分ではない」、「クラウドなどのソフトウェアの整備が十分ではない」などのインフラ環境に関する課題が従業員300人以下の会社で多く見受けられる。そのような社会的背景を解決すべく、AWS構築の実績を持つWTSと、書類保管およびBPO事業の知見を持つMBPとで、テレワーク支援サービス領域での協業を決定した。
 WTSは、システム開発からインフラ構築・運用・保守などのワンストップサービスを提供しており、長年培ってきたAmazon Web Service(AWS)の構築・運用の実績を基に、Amazon FSx for Windows File Serverを利用した「クラウドファイルサーバー構築サービス」を提供する。いつでもテレワークに対応できる事はもちろん、管理者不要のエンタープライズ利用に最適で、安全で堅牢な環境を提供する。
 MBPは現在、中堅中小企業向けにすべての手続きがWebで完結する独自の書類保管サービスである「三井倉庫のスマート書庫」を提供しているが、本業務提携により「三井倉庫のスマート書庫」のユーザー向けにアマゾンのファイルサーバーを構築するサービスを開始する。「三井倉庫のスマート書庫」ユーザーへの同サービスの提供を通して、中堅ならびに新興企業の業務改善など支援していく。


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