〔2020/11/11〕Hmcomm、音声認識APIを提供開始

 Hmcomm(本社:東京都港区、三本幸司社長)は、これまでコールセンター向けのソリューションであるVContactをはじめ、VCRM、VBOX、VMeetingに搭載していた「柔軟にカスタマイズ、簡単にチューニング可能な自社音声認識エンジン」を、クラウド・オンプレミスともに利用できる音声認識APIとして提供することを決定した。
 今後コールセンターのみでなく、非接触・非対面でのコミュニケーションの必要性が高まっているさまざまな業界をはじめ、音声に埋もれていた情報を可視化することで付加価値向上が見込める業界において、ソリューション開発ツールの1つとしてのポジション獲得を目指し、引き続き新機能開発、性能向上に努めていく。
 AI音声認識・自然言語処理システム「VContact」(コールセンター向けプロダクト)は、顧客の音声をリアルタイムに認識し、オペレーターとカスタマーの話者をそれぞれテキスト化してモニターに表示しながらFAQ自動表示、会話終了後に自動要約やFAQの自動作成を行うシステム。
 「VCRM」は、これまで手で行っていたフォームへのテキスト入力を、マイクからの音声入力によってハンズフリーで行うことができるソリューション。
 「VBox」は、動画や音声のデータを専用のクラウドにアップロードするだけで、自動的に音声認識・テキスト化を実行するクラウド型の音声データ自動テキスト化サービス。
 「VMeeting」は、AIによる自動議事録作成サービス。各参加者のPCに接続したUSBマイクから音声を収集し、会話内容をリアルタイムで自動テキスト化しながら、音声とテキストの同時確認を行うことができる。


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