〔2020/11/25〕野村総合研究所、企業のGoogle Cloud導入・活用を支援する「atlax for Google Cloud」を提供開始

 野村総合研究所(以下、NRI)は、企業のクラウド活用を支援するサービス群「atlax」における領域別ソリューションの第2弾として、「atlax for Google Cloud」の提供を開始した。本サービスではデジタルトランスフォーメーション(以下、DX) に関するコンサルティング、および Google Cloud導入の検討支援からシステムの設計・構築・運用まで一括で提供する。
 NRIは2017年にGoogle CloudのServiceパートナー認定を取得して以来、コンサルティング、システム開発・運用、アナリティクスなどのさまざまな分野で、顧客の課題解決にGoogle Cloudを活用してきた。そうした実績や社内トレーニングなどの活動が評価され、2019年にはプレミアServiceパートナー認定に加えて、「マーケティング分析」と「インフラストラクチャ」のスペシャライゼーション認定も取得している。
 また2020年までに、Looker、Apigee、Google Workspace、Chrome Enterprise(Chromebook)の再販売資格も取得しており、Google Cloudのソリューションを包括的に取り扱うことが可能とした。
 今回のatlax for Google Cloudでは、同社が蓄積してきたこれらの知見・ノウハウを活用し、さまざまなソリューションを提供可能とのことで、例えば、Google Cloudの先進技術を活用したIT基盤サービスや、Looker、Anthos、Apigeeなどを活用したアプリケーションのモダナイズ、ビッグデータ技術を活用したデータ分析・マーケティングソリューション、次世代コンタクトセンターや新しいコラボレーション環境などを提供できる。
 なおNRIは今回、Google Cloudに精通した技術者から成るNRIグループ横断組織「NRI Google Cloud Business Unit(NGBU)」を新たに設置した。NRIおよびNRIグループのNRIデジタルには、100名を超すGoogle Cloudの認定資格取得者が在籍しているが、atlax for Google Cloudを推進するにあたって、3年以内にGoogle Cloudの認定資格取得数が500を超える体制を整備し、顧客のDX実現を支援する。
 またNGBUにはグーグル・クラウド・ジャパン合同会社のチームも参画し、案件の共同開拓や共同提案などの営業協力を行っていく。


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