〔2010/7/27〕沖縄県、外国人観光で4カ国語24時間コールセンターの実証実験を今秋から開始

 沖縄県は、今秋から外国人観光客の誘致強化に向けた実証実験を開始する。中国語など4カ国対応の24時間コールセンターを開設し、外国人と観光事業者向けに案内や通訳業務を展開。スマートフォンにも4カ国語で観光や現在位置情報を配信する。2年間かけ実用性や収益性を見極め民間企業に事業を移行、2016年度までに年間100万人の外国人観光客誘致を目指す。
外国人誘致に向けた実証実験事業「沖縄観光情報システムモデル構築事業」として2億円を6月補正予算で計上した。同事業の運営は民間企業に委託、県内外から公募し8月までに決める。24時間コールセンターには中国語、英語、韓国語、日本語を話せるスタッフを配置。観光施設や飲食店までの道案内、急病や災害の緊急時などあらゆる問題に対応する。
また、あらかじめ200以上のホテルや土産店、観光施設にテレビ電話を設置。これらの観光事業者が外国人の細かい要求や質問に対応できなかった場合、コールセンターのスタッフがテレビ電話を通じて通訳する。


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