〔2010/7/28〕オムロンフィールドエンジニアリングとインテリボイス、シスコIP電話機向けの通話録音装置の新機能を発表

 オムロンフィールドエンジニアリングとインテリボイスは共同で、シスコシステムズ社の協力を得てシスコIP電話機向けの通話録音装置「MINCShelf for Cisco」の新機能として、「MINC Shelf for Cisco Cloud SFA連携オプション」と「C2CB/sp」を発表した。MINC Shelf for Ciscoは、今年4月に発表したシスコユニファイドコミュニケーションズマネージャー対応の、高品質・シンプル・高コストパフォーマンスを実現したネットワーク対応の通話録音システム。
MINC Shelf for Cisco Cloud SFA連携オプションは、MINC Shelfで取得した通話記録をデータ連携サーバからSFAに自動反映することが可能となるオプションパッケージ。いつ顧客に電話をしたか、顧客から電話をいただいたか、また内容はどうだったかなどといった手入力では手間のかかる点を自動化する。これにより、“営業が正しくデータを入力しない”、よって“マネジメントが正しく評価できない”、結果的に“利用しない”といった、以前からSFAの課題となっていた点を払拭することが可能となる。
C2CB/spは、コンプライアンス、リスクマネジメント、品質改善などのために携帯電話の通話内容についても“録音”が求められている昨今、既存のCUCM環境に接続するだけで簡単に課題を解決する。今回の拡張では、ご要望が多かったiPhoneをはじめとするスマートフォンとの連携、個人電話帳などを実装した。
これら2つの機能を組み合わせることで携帯電話の通話記録についてもSFAに自動反映させる事が可能となる。価格は、16チャンネル録音のアプライアンスサーバモデル、SFA連携オプション10ユーザー、サーバをセットで220万円から。


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