〔2010/8/4〕日本コムシスとアイティフォー、SIPを利用した次世代コールセンターシステム構築で協業

 日本コムシスは、アイティフォーが提供する「SIPコールセンターシステム」および「SIPテレホンバンキングシステム」のプラットフォームとして「comsip」を供給し、次世代コールセンターシステムの構築・販売で協業を開始した。
日本コムシスでは、これまで標準SIP対応のIP電話システム「comsip」をプラットフォームとした、コールセンターを低価格で構築するソリューションに実績を有し、アイティフォーでは、地方銀行をはじめとした企業のコールセンターシステムや、アプリケーション開発の実績を持っていた。
アイティフォーが提供を開始したSIPコールセンターシステムおよびSIPテレホンバンキングシステムは、日本コムシスのcomsipをプラットフォームとして採用し、PBXメーカーの独自技術に依存することなく、汎用のPCサーバでコールセンターシステムを構築することが可能となったた。日本コムシスのcomsipと、アイティフォーが有するコールセンターに関するソリューションの融合により、電話とコンピュータのアプリケーションとの連携を容易に行えるため、低コストでコールセンターに必要なすべての機能を実現し、従来のPBX型のコールセンターシステムに比べ、半分以下の構築期間と価格で提供することが可能となった。
さらには分散制御方式によるコールセンターシステムも容易に構築でき、コールセンター全体のシステムダウンのリスクも大幅に低減し、10席程度の小規模コールセンターから大規模コールセンターまで、人数規模に応じたシステムの構築や柔軟な増減も可能で、顧客のニーズに応じて必要な機能を追加するなどの拡張性も合わせ持つ。
アイティフォーのSIPコールセンターシステムの価格は、10席のコールセンターの場合、650万円から。また、SIPテレホンバンキングシステムの価格は、6000万円から。

 


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