〔2021/1/13〕インテック、マネーフォワードと協業開始

 インテックは、マネーフォワードと協業開始することを発表した。本協業により、両社が提供する金融機関向けサービスのデータを連携し、金融機関における個人顧客向け営業力を強化し、非対面接客の高度化を実現する。
 インテックは、金融機関向け総合情報系ソリューション「F3(エフキューブ)」を提供しており、地方銀行の多くで顧客管理業務に採用されている。マネーフォワードは、お金の見える化サービス「マネーフォワード ME」を金融機関の個人顧客向けにカスタマイズしたサービス「マネーフォワード for ◯◯」や、紙の通帳のように入出金履歴や残高情報を閲覧できる通帳アプリ「デジタル通帳」を金融機関向けに提供している。
 本協業により、インテックのF3と、マネーフォワードのマネーフォワード for 〇〇および、通帳アプリ デジタル通帳を連携する。金融機関はF3とマネーフォワード for 〇〇、デジタル通帳を導入することで、F3に蓄積された顧客のデータ(属性、取引状況、営業交渉履歴など)と、マネーフォワード for 〇〇やデジタル通帳を利用している顧客のデータ(資産・収支・取引履歴・興味関心)を組み合わせて、顧客の状況変化やニーズを可視化できるようになる。
 これにより、金融機関は顧客に対してデータをもとにした最適なサービスの提案が可能になるほか、マネーフォワード for 〇〇やデジタル通帳を通じて、有益な情報提供やニーズ喚起をダイレクトに配信することができる。


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