〔2010/8/6〕新進商会がコラボスのコールセンター向けASPサービスを導入

 コラボスは、コールセンター向けASPサービス「@nyplace(エニプレイス)」が、サプライ・チェーン・ソリューション・プロバイダの新進商会のSCMソリューション事業で、インフォメーションサポート代行サービスのコールセンターシステムとして導入されたと発表した。
新進商会は、国内外に拠点を展開し、システム開発のサポートから物流の最適化、各種電子媒体の複製からコンテンツ制作、SP(セールス・プロモーション)商品の手配、組立・軽アセンブリ・検査などの作業サービス、印刷物や制作副資材などの付帯物の調達まで、企業のニーズに合わせて、単独でのサービスや、それら全体をつないだソリューションを提供している。
日本国内拠点のオフィス移転、統廃合にともない、SCMソリューション事業のインフォメーションサポート代行サービスで使用していたコールセンター・システムのリプレースを検討していた。
@nyplaceは、IVR、CMS、ACD、CTIなどの、コールセンター用の電話交換機機能を、IPネットワークを利用して提供するASPサービス。今回、業務の繁閑にも契約変更によりシステムを最適化できること、経営方針に合わせた拠点数の分散・統合が容易なこと、ACDやウィスパリング(複数の業務をオペレーターが対応する時、電話がオペレーターとつながる前にあらかじめ録音しておいた声で業務名を通知するシステム)などの機能を利用することで、複数企業での業務委託(マルチテナント)で利用できることが理由で、採用された。@nyplaceを採用したことで、初期投資と通常は年間10~20%かかる保守管理費が削減され、同様の機能を搭載したシステム購入時に比べ、数百万円程度のトータルコストの削減を達成した。また、準備・構築期間あわせて約1カ月で、代行業務の繁閑やオフィス移転に対する柔軟性を備えたコンタクトセンターシステムが構築された。


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