〔2021/3/15〕北海道石狩市、NTTネクシアと連携し、チャットボットを活用した市民からの問い合わせに関する運用開始

 北海道石狩市は、NTTネクシア(本社:北海道札幌市中央区、高美浩一社長)と連携し、市民の利便性向上と行政運営の効率化を図るため、チャットボットを活用した市民からの問い合わせに関する運用を開始した。
 これにより、LINEおよびWeb上でチャットボットを活用し、「住民票や戸籍の手続き」や「ごみの分別案内」、「市民からの市道の破損状況通報」に24時間365日対応できるようになり、これまで以上に市民サービスの向上が図られる。さらには、市内の新型コロナワクチン接種に関する情報を知らせするなど、市民が知りたい情報を迅速に届ける、オンライン市役所化を目指す。
 石狩市は、市民の利便性向上及び行政運営の効率化を図る「行政事務デジタル化・オンライン化事業」を推進しており、チャットボット導入にあたり、「いつでも どこでも いしかりオンライン市役所」をめざし、部署を横断したプロジェクトチームを設置し、各課へのヒアリングなどにより、市民ニーズが高く、職員の業務負担軽減が図られるメニューを選定した。その一環として今回のサービス提供に加え新型コロナワクチン接種に関連する問い合わせ対応・情報提供にも「チャットボット」を活用することとした。NTTネクシアは、石狩市のめざすビジョンの実現に向け、サービス提供範囲の拡大を視野に入れたシステムを選定するとともに、市職員でもメンテナンスを行えるよう構築・運用をサポートした。
 石狩市およびNTTネクシアは、今回構築したFAQを他自治体と共有できるようプラットフォーム化することにより、自治体のICT化促進に向けて貢献していく。


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