〔2010/8/30〕レムトス、国内初の従量課金制の住所情報クリーニングシステムの提供開始

 コンピューター辞書の専門メーカーであるレムトス(東京都葛飾区、金子明社長)では、国内初の従量課金制で顧客情報の住所データクリーニングを行う新製品「漢帝 住所クリーニングシステム」の提供を開始した。
顧客情報は企業の重要な情報資産だが、顧客情報の中で最も重要な情報である住所情報は、昨今の市町村合併や政令指定都市化、郵便番号や住所の変更などにより、日々、経年劣化が進んでいる。また住所データを集積する際は、コールセンター、Web、FAX、手書き用紙など、さまざまなチャネルから情報を集めるため、入力表記を統一することが難しいのが現状。その結果、せっかくの住所情報を有効に活用できず、発送物の不達や遅延、重複送付、顧客管理やマーケティング分析の精度が低くなるなどの問題が発生している。さらに、住所辞書を搭載したこれまでの住所クリーニングシステムは、導入費用および保守費用が非常に高価であるため、定期的に大量のクリーニング処理を行う企業様以外ではなかなか導入できなかった。またクリーニング処理を委託する場合には、多くの場合、プログラムによる訂正の有無によって単価が異なるため、処理を行うまでの費用がわかりにくいという課題があった。
レムトスでは、これらの問題を解決すべく、漢帝 住所クリーニングシステムを開発することにした。専門性の高いシステムを、中小企業様から大企業様まで、幅広い企業に導入頂ける価格を実現した。従量課金制のため、自社以外(関連会社のデータや商用利用などの受託データクリーニング処理にも利用できる。また、プログラムによる訂正の有無に関わらず、1件の住所処理につき、一律1ポイントで処理を行える。また、変換できなかった住所処理についてはポイントを頂かない。
基本キットは、データ処理5万ポイント(5万件までなら、基本キットのみの購入で処理可能)。漢帝 住所クリーニングシステムの使用権(1年間)、製品保守・サポート(1年間)、最新住所データのダウンロード権(1年間)で、30万円から。


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