〔2021/4/8〕キヤノンITS、ベルシステム24にクラウド型テレワーク支援サービス「テレワークサポーター」を導入

 キヤノンマーケティングジャパングループのキヤノンITソリューションズ(本社:東京都港区、金澤明社長、以下、キヤノンITS)は、ベルシステム24が、在宅コミュニケーターの働きやすさの確保と情報漏えい対策の両立を目的に導入したクラウド型テレワーク支援サービス「テレワークサポーター」の事例を公開した。
 ベルシステム24は「イノベーションとコミュニケーションで社会の豊かさを支える」をミッションに掲げ、1982年の創業以来、約40年にわたりコールセンター業界のリーディングカンパニーとして幅広い顧客から高い評価を獲得している。
 同社は、中期経営計画の中で「在宅ワークの増強」を重点施策の1つとして掲げ、いち早く環境整備を進めてきた。新型コロナウイルス流行前の2019年よりキヤノンITSが提供するクラウド型テレワーク支援サービス「テレワークサポーター」の導入を開始し、現在は在宅のオペレーションブースおおよそ1,300席のうち約25でテレワークサポーターを活用している。
 本システムを導入することで、常時顔認証による在席・離席状況の可視化、並びに定期的な画面スクリーンショットの保存による業務内容の見える化を進め、適切な労務管理につなげている。また常時顔認証を用いた管理は、勤務姿の映像を管理者が確認する仕組みとは異なり、カメラで監視されているようなストレスをコミュニケーターに感じさせることなく、コールセンターと同じ緊張感で仕事に集中できる環境の実現をサポートしている。
 さらに、情報漏えいのリスクを低減する「のぞき込み」や「なりすまし」の検出機能は、在宅コンタクトセンターに対して不安を感じていた顧客からの信頼獲得にも寄与している。
 ベルシステム24は、地理的な条件に縛られない働き方が広がることは、コールセンター事業における人材確保や事業拡大の点で大きな意味を持つとしており、在宅ブース数を現在の約1,300席から、将来的に4,000席まで拡大していくことを目標に掲げている。キヤノンITSもテレワークサポーターを通じて、この目標の実現へ向け、今後も支援していく。


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