〔2021/4/8〕アイティフォー、従量課金制の通話録音システム「NICE Engage Platform」を販売開始

 アイティフォーは、従来販売しているコンタクトセンター向けの通話録音システム「NICE Engage Platform」について、2021年4月より従量課金制のライセンスモデルを新たに販売開始することを発表した。これにより、繁忙期を考慮した余剰ライセンス数が削減できるほか、急な増員にも設定変更だけですぐに対応が可能になる。価格は月間の最大利用席数で決定される。
 コンタクトセンターでは、繁忙期と閑散期の稼働席数の差が大きいにも関わらず、年間通して繁忙期に合わせたライセンス数を購入しなければならず、結果繁忙期以外は使用されない余剰ライセンスが発生し無駄なコストを引き起こしている。
 同社でも従来定額制で通話録音システムを提供してきたが、よりクライアント企業のニーズに応えるためにこの度、従量課金制という新しいサービス提供を開始することになった。
 NICE Engage Platformは、世界的にコンタクトセンターソリューションを提供しているイスラエルのナイス社の製品。大量の通話録音データをさまざまな条件で検索したり再生したりすることが可能。また録音されたデータが改ざんされにくい点も特長。さらに同システムは、会話分析や顧客応対品質管理、コンプライアンス対応などの機能を拡張することができる。
 今回の新モデルを活用することにより、クライアント企業は事業継続を考慮して繁忙期に合わせたライセンス数を準備する必要がなくコスト削減が可能になる。また突発的な業務請負にも設定1つでライセンス数の増強が実現でき迅速な対応が実現する。


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