〔2021/4/27〕三重県、サイバーエージェントのAI音声技術を活用したコロナワクチンコールセンターの実証実験を開始
三重県は、「あったかいDX」第1弾の取り組みとして、サイバーエージェントのAI音声技術を活用し、「みえ新型コロナウイルスワクチン接種ホットライン」における夜間電話応対の自動化に関する実証実験を4月28日より実施することを発表した。新型コロナウイルスワクチン接種に関連したコールセンターでAI音声技術を活用した事例は、都道府県では初めて。
三重県では、2021年4月1日にデジタル社会推進局を設置し、ジェンダー平等を礎としたダイバーシティ&インクルージョンと地域循環共生を前提として、子育て世代も高齢世代もみんなが暮らしやすい「寛容な社会」づくりに向けて、みんなの想いを実現する「あったかいDX」を推進している。
「あったかいDX」第1弾の取り組みとして、本実証実験では、サイバーエージェントが提供するAI音声技術を活用したAI電話自動応対サービス「AI電話エージェント」を用いて、受付時間外である夜間応対の自動化を図る。受付時間外の問い合わせに対して本取り組みによって即時解決を促すことで、コールセンターの24時間稼働を実現し、AI音声技術の有用性や満足度の高い活用方法、またオペレーターとの最適な連携方法を検証することで、より県民に不安解消に繋がるコールセンターを目指していくと言う。