〔2021/5/31〕デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー、いわきテレワークセンターの全株式を取得

 デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー(本社:東京都千代田区、福島和宏社長、以下、DTFA)は、2021年5月28日付でコールセンター事業を主軸としてBPOサービスを提供するいわきテレワークセンター(本社:福島県いわき市、会田和子社長、以下、TWC)の全株式を取得したことを発表した。これによりTWCは、DTFAの完全子会社としてデロイト トーマツ グループに加わり、あわせて、2021年5月28日付で社名をデロイト トーマツ テレワークセンターに変更した。また、TWCの代表取締役社長には、同日付でDTFAのパートナーである三木 要 氏が兼務で就任した。
 TWCは1994年に日本で最初の民間でのテレワークセンターを目指して設立されたBPO企業。当時は殆ど認知されていなかったテレワークという新しい働き方を中核に据えたビジネスモデルをいちはやく構築し、働き方改革のパイオニアとして、長年にわたり、地元雇用の担い手としての機能や、IT を活用した多様なワークスタイルでの就業機会の提供などを通じて、行政とも連携しつつ、地域社会にさまざまな形で貢献している。
 一方、DTFAは、国内最大級のビジネスプロフェッショナルグループであるデロイト トーマツ グループにおいて、ファイナンシャルアドバイザリーサービスを担い、「M&Aアドバイザリー」、「クライシスマネジメントサービス」の2分野を主要な事業領域とし、グローバル企業から中堅・中小企業まであらゆる企業を対象に、さまざまな企業の成長局面での支援を通し、企業価値向上に貢献している。
 DTFAは、今回の株式取得を通じて、近年増加傾向にあるフォレンジック(不正対応)案件やクライシスマネジメントサービス案件などで求められることの多いコールセンター機能を大幅に強化する。また、TWCが得意とするBPOサービスや調査サービスなどについても、グループのサービスとして展開していく方針。加えて、地方でのテレワーク推進企業の草分けとして知られるTWCの持つノウハウを活用し、自社の働き方改革や生産性の向上を図るとともに、DTFAがこれまで進めてきたさまざまな地方創生に関わる取り組みの一層の加速と拡大を進める。


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