〔2021/8/30〕トランスコスモス、Shopify×b→dashによる日本の商習慣に適合したEC統合データソリューションを提供開始

 トランスコスモスは、ECプラットフォーム「Shopify(ショッピファイ)」とデータX(本社:東京都新宿区、安部泰洋社長)のデータマーケティングツール「b→dash(ビーダッシュ)」を連携し、カスタマーデータプラットフォーム(CDP)を活用したEC統合型マーケティングプラットフォームの提供を開始した。
 Shopifyのパブリックアプリは海外市場向けが多く、定期購入などの日本の商習慣に適したCDP、MA、CRMなどのデータマーケティングサービスはまだまだ少なく、API連携できるツールであってもサイロ化されたEC、SNSなどのマーケティングデータや店舗データを取得・統合するには、複雑なデータベース構造の理解や高度なエンジニアリング作業が必要となり、導入や活用において大きな障壁になっている。さらに導入後のマーケティングPDCA運用はノウハウや社内リソース不足の課題により想定した効果が創出できないなどの課題も多く顕在化している。
 b→dashは、マーケティングプロセス上に存在するあらゆるデータを、取得・統合・活用・分析するSaaSであり、クライアント企業のニーズに応じて、CDP、MA、CRM、web接客、BI、CMS(フォーム)、レコメンド、広告連携など、さまざまな機能をオールインワンで提供することが可能なサービス。また日本国内でのEC企業への豊富な導入実績と、Shopifyの強みである「ノーコード」思想をもつアーキテクチャーを備えていることなどからも継続的に相互補完ができるため、データX社と業務提携するに至った。
 この度のShopify×b→dashによるEC統合データソリューションは、Shopifyとb→dash間でデータをシームレスに連携し、さまざまなマーケティングソリューションを実行することができる。Shopify上のユーザー行動データはもちろん、その他データがすべてシームレスかつクイックに繋がることで「データ連携や加工、統合」を都度する必要なくスピード感をもった分析や売上拡大施策を実行することができるようになる。さらにトランスコスモスのデータ活用やEC運営ノウハウも織り込んだShopify専用のテンプレートを活用することでさらなるPDCAの高速化を実現する。
 また、マーケティングPDCA運用に課題をもつクライアント企業に対しては、戦略や現況を分析理解したうえで最適なデータ設計およびデータ活用の企画、実施、モニタリングを行うデータ活用支援サービスも提供することでクライアント企業のEC売上拡大を支援する。


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