〔2010/10/21〕日本オラクル、SaaS型CRMアプリケーションの新版を提供開始

 日本オラクルは、SaaS型CRMアプリケーションの新版「Oracle CRM On Demand R18」の提供を開始した。価格は、1ユーザーあたり月額8559円から。
Oracle CRM On Demandでは、顧客との接点となるマーケティング・営業・コンタクトセンター・フィールドサービスでの業務を包括的に支援する。今回の新版では、大規模ユーザー向けの機能強化が行われている。同社のセキュリティ製品「Oracle Database Vault」に対応し、顧客データの保護が強化されているほか、VPN接続や暗号化、アクセスコントロール、監査も可能になっている。これにより、重要なデータの安全な状態を確保し、データ保護に関する法規制の遵守を支援する。
ユーザー数200名、契約期間36カ月以上のユーザーを対象に、迅速で円滑な導入やアップグレードを支援する無償のサービス「Oracle CRM On Demand Services」が提供開始される。同サービスでは、同社の技術者による導入支援や、有効的な活用を促すための4カ月に1回の調査と報告、さらに同製品の機能の適切かつ効果的な利用を促すトレーニングが提供される。
ターゲット顧客の選定や、提案する製品、売り上げ見込みなどの計画を行う新機能「Oracle CRM On Demand Business Planning」が追加された。同機能により作成された営業計画をOracle CRM On Demandのマーケティングや営業支援の機能に反映させ、実行することができる。


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