〔2021/10/28〕北日本銀行、インテックのCRM「F³(エフキューブ)」と連携したコラボレーションツール「POWER EGG」を採用

 インテックは、北日本銀行に金融機関向け総合情報系ソリューション「F³(エフキューブ)CRMサービス」と連携した、組織やチーム内のコミュニケーションや情報共有をサポートする統合コラボレーションツール「POWER EGG(パワーエッグ)」が採用されたことを発表した。
 2014年より、F³CRMサービスを利用していた北日本銀行では、行内のDX(デジタル・トランスフォーメンション)を推進し、抜本的なビジネスモデルの変革へ向けた生産性向上の施策として、「業務のデジタル化」「ペーパーレス化」などに取り組んできました。一方で、行内にワークフローシステムがなく、紙での管理業務が行員の作業負荷となっていた。北日本銀行はこれらの課題を解決するため、F³CRMサービスと連携したPOWER EGGの導入を決定した。
 これまで行内F³CRMサービスのスケジュール管理では、顧客との面談予定のみ管理しており、行内イベントなどを含めた統合的なスケジュール管理ができていなかった。
 今回の連携で、F³CRMサービスとPOWER EGG両方のシステムで登録した、行内スケジュールや面談計画、営業計画の立案や顧客情報の一元管理が可能となり、二重登録の解消や登録誤りを防止し、業務効率化を実現する。
 F³CRMサービスと連携した「POWER EGG」の導入では、インテックが提供する「統合型閉域ネットワークサービス」を活用し、F³CRMサービスと連携する既存システム、さらにアマゾン ウェブ サービス(以下、AWS)との接続を統合しました。
 セキュリティの観点からF³CRMサービスとPOWER EGGの両システムを閉域ネットワークで接続でき、かつ今後のDX推進を見据え、さまざまなパブリッククラウドサービスとの接続が可能となるマルチクラウド環境であるAWSを採用した。
 これにより、既存のシステム環境をベースとしながら、AWSのメリットである短期間、低コストでの環境構築とシステム負荷やビジネス成長に合わせた柔軟性、外部クラウドサービス連携時の拡張性などを得ることが可能となった。
 なお、F³CRMサービスとPOWER EGGとのシステム連携、およびAWSを活用したマルチクラウド環境でのPOWER EGGの導入は、北日本銀行が地域金融機関で初となる。


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