〔2021/12/16〕プレイド、新会社を設立し、カスタマーサポート領域に正式参入

 プレイド(本社:東京都中央区、倉橋健太社長)は、企業におけるカスタマーサポート領域の事業を展開する新会社「RightTouch」を設立し、問い合わせをする前の顧客をオンライン上で解決に導く「KARTE RightSupport」のβ版を2022年1月より提供開始することを発表した。代表取締役には、同社で新規事業責任者を務めている野村修平氏が就く。KARTE RightSupportの開発においては、PoC(概念実証)としてソニー損保やSBI証券のカスタマーサポート業務で実際に利用されているという。
 2022年1月よりβ版の提供を開始するKARTE RightSupportは、ウェブサイトなどオンライン上でサポートを必要とする顧客の課題やつまづきを特定するための行動データを可視化し、実際の問い合わせに至る前に課題解決に繋げることが特長のプロダクト。サイト上で課題がスピーディに解決するため顧客満足度が向上する他、CSへの架電削減も実現する。また、問題や不満を抱えても、企業に直接問い合わせはしない「サイレントカスタマー」の問題解決にも寄与する。
 プレイドと新会社のRightTouchではKARTE RightSupportの開発、提供を通じてCS領域の顧客体験(CX)向上と、業務に従事するオペレーターなどの従業員体験(EX)向上、および企業のCS部門における事業貢献の可視化を目指し、「データによって人の価値を最大化する」というプレイドのミッションを体現するような事業やプロダクトを展開していく予定。


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