〔2022/1/25〕USEN、トランスコスモス、大妻女子大学、「BGMがコールセンターのオペレーターに与える効果」の共同研究を実施

 USEN、トランスコスモス、大妻女子大学は、BGMがコールセンターで働くオペレーターに与える効果についての共同研究を実施した。
 本研究は、BGMの使い分けによって、コールセンターで働くオペレーターのストレスなどに違いが見られるかを調査したもの。対象者をフロアごとの3群に分けて、各フロアの執務室とリフレッシュルームおよび廊下とで異なるBGMを放送した。
 プレ調査期間を設けたあと、約2カ月間にわたり群ごとにBGM環境(BGMの種類)を変えて観察期間の切り替わるタイミングで、一時的気分尺度 (「生き生きしている」「だるい」など)、室内の印象(「自分の働いているフロアの印象」)、就業継続意思(「今後も現在の仕事をつづけていきたいかどうか」)、ワークエンゲージメント(「自分の仕事に誇りを感じる」「仕事の生産性が上がったように感じる」)といった項目をアンケートでたずねた。また勤務日数や、1時間当たりの平均処理件数(CPH)、オペレーターの感情といったデータを含めてBGMの効果を検証した。
 なお、本研究の詳細については、「音空間デザインラボ」(https://usen.com/portal/otodesign/)に後日掲載する。


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