〔2022/5/2〕バーチャレクスグループ、育成型DX人材サービスを提供開始
バーチャレクスグループのバーチャレクス・コンサルティング(本社:東京都港区、丸山勇人社長)とVXアクト(本社:東京都新宿区、奥村祥太郎社長、以下、VXアクト)はこの度、「育成型DX人材サービス」の提供を開始することを発表した。
コロナ禍の影響で企業内におけるDX取り組み推進が一気に加速する一方で、その実行・運用を担える人材は圧倒的に不足していると言われている。少子化、採用難といった社会問題に加え、進化の早いデジタル製品・技術へのキャッチアップが追い付かない、自社内で育成するノウハウが不足している、と言った課題も、DX人材不足に拍車をかけているという実態が見られる。長年にわたって顧客企業のCRM・顧客接点領域のDX・デジタルシフトをワンストップで支援してきたバーチャレクスでは、そういったDX人材不足による課題に対するお問い合わせを多くいただいている中で、実際バーチャレクスに対して多くのDX人材を提供してきており、グループ会社でもある、VXアクトとの2社協働で本サービスを立ち上げるに至った。高度なIT/デジタルスキルを持たない人を対象にDXの実行・運用が行える人材にリスキリングしたうえで、DX人材として企業に役務提供という形で人材を提供するサービスとなる。
具体的にはまず、Salesforce製品を扱う人材育成に取り組むことから始めていく。トレーニングロードマップ、トレーニングコンテンツを用意、1カ月以内に認定アドミニストレーターの取得を目指し、2カ月以降は社内の実プロジェクトでのOJTで知識とスキルをブラッシュアップ、その後Salesforce人材を必要な組織やプロジェクトに提供することを目指す。また、プロジェクト就業後もアップデートの早いデジタル製品・技術に追従できるよう、継続的なトレーニングの仕組みも提供していく。このような環境を整えることで、企業に対してはDXの実行・運用が担える人材の提供はもちろん、スキルを持たない人材に対して、キャリア再開発・リスキリングの機会を提供することが可能になる。
バーチャレクス・コンサルティングは「Salesforce Sales Cloud」や「Salesforce Pardot」の導入・活用定着化を多数支援、2020年には直近3年にSalesforceパートナープログラムに加入し、最も顕著な活躍をしたパートナーに授与される「Rookie Partner of the Year」を受賞している。また、事業の成功のために欠かせない「カスタマーサクセス」コンセプトについても、米国で出版された「カスタマーサクセスのバイブル」と呼ばれる書籍の翻訳本を出版するなど、マーケットの啓蒙及び関連ビジネスの展開に注力している。
一方VXアクトは、「オンサイトチームエンジニアリング(OTE)事業」を強みとしている。これはエンジニア個人個人によるサービス提供とは異なり、顧客企業が求めるスキルセットでチームを編成、加えてすべてのチームにリーダーをアサインしたうえでプロジェクトに参画するため、顧客企業側の指示・管理の負担も大幅に軽減することを可能とする仕組みとなっている。また、自社でエンジニアを抱えず、ビジネスパートナーやフリーランスと協業体制を組むことで人材プールを作り、エンジニアを単体もしくは、チームをアレンジしてOTEとしてエンジニアチームを提供するといった、デジタル製品や技術を軸にしたエンジニアのエコシステムを築き上げていく構想のもと、ビジネスを展開している。