〔2010/12/2〕NTT Com チェオ、ひとり親家庭を対象とした「在宅電話サポート業務(CAVA)スタッフ」就業支援を実施

 エヌ・ティ・ティ・コム チェオ(以下、NTT Com チェオ)は、ひとり親家庭の方を対象に、在宅電話サポート「CAVA(キャバ)スタッフ」の仕事をするために必要な資格取得から研修までの支援を行う。昨年度は母子家庭を対象に支援を実施してきたが、今年度は対象を父子家庭にも広げて実施し、2010年12月6日から募集を開始する。
NTT Com チェオでは、在宅オペレーターを活用したコンタクトセンターを運営しており、ICT社会におけるサポートビジネスを提供している。在宅オペレーターは、NTTコミュニケーションズが実施する「インターネット検定 .com Master」合格者を対象に募集し、ISPのテクニカルサポート業務などを在宅で行う個人パートナー(CAVA)として、現在、約900名のスタッフが全国で活躍している。
CAVA業務は、全国どこでも、ライフスタイルに合わせて9時から21時の間で好きな時間に在宅で働くことができることから、子育て中の主婦や定年退職後のシニアなど、在宅での業務を希望される方に対し、広く就業機会を提供している。このようなICTを活用した在宅就業を推進する同社の事業内容を活かし、昨年度、昨今のひとり親家庭の取り巻く厳しい環境を踏まえ、児童扶養手当を受給している母子家庭世帯を対象に、在宅電話サポート業務を行うために必要な資格取得から研修までの支援を行い、母子家庭の方の就業機会の提供を図った。その結果、現在7名のCAVAスタッフが誕生し業務を開始している。
児童扶養手当は、従来母子家庭を対象に支給されているが、児童扶養手当法が改正され、2010年8月1日から父子家庭にも支給されることになった。このような状況を受け、今年度は対象を父子家庭にも広げて支援を行う。また、就業にあたっての不安などを解消していただくため、昨年度実際に支援を受けCAVAスタッフになった方や経験豊富な先輩CAVAスタッフとの対話会の実施や、専用の掲示板などを活用しCAVAスタッフになるまでの間に応募者同士で情報交換や交流を図ることができるコミュニティの場を提供し、一人でも多くのひとり親の方へ、時間の制約がなく在宅で仕事ができる「CAVAスタッフ」への就業機会の提供を目指す。


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