〔2022/7/19〕トランスコスモス、経営体制の強化をはかるため、代表取締役共同社長に石見浩一氏、牟田正明氏が就任

 トランスコスモスは6月22日より経営体制を変更し、代表取締役共同社長に石見浩一氏、牟田正明氏が就任したことを発表した。長年にわたりトランスコスモスの事業成長をけん引してきた信頼関係のある2名の共同社長が、互いの強みを融合してさらなる成長を目指していく。同時に代表取締役と新たな取締役副社長をアサインし、経営体制を強化した。創業からの経営理念を継承し、チームでグローバルに多角化する事業成長に取り組む。
 トランスコスモスは、デジタルマーケティング・EC・コンタクトセンターなどのカスタマーフロントからバックオフィス(BPO)まで、複合的にデジタルトランスフォーメーションを実現する唯一無二のパートナーとして、クライアント企業の事業を支えてきた。創業から56年となる2021年度は、売上高3,541億円、営業利益258億円となり、売上・営業利益ともに過去最高を更新した。
 トランスコスモスは創業より一貫して「お客様第一主義」を追求している。クライアント企業のパートナーとして質の高いサービスを提案・提供することで、クライアント企業の事業成長に貢献することがトランスコスモスの存在意義であり、それを継続し、会社として成長することが社会貢献につながると考えている。また、事業の原点を「people & technology」と定義しており、きめ細やかな対応ができる専門性の高い「人」を育成し、最新の「技術」と融合することが最も適したビジネスプロセスをつくり出すという考えのもと、クライアント企業の変革を推進するDXソリューションの強化に取り組んでいる。
 新たな経営体制においては、創業からの理念を継承しつつ、変化する市場や新たなニーズに沿った事業を展開し、共同社長それぞれの強みを活かしてより事業の成長スピードを速めていく。トランスコスモスが提供する幅広いサービス間をより連携させ、複合チャネルでの統合サービスの提供を推進するなど国内事業基盤を強化し、成長するグローバル市場での展開を加速していく。
 また、グループ経営においては国内外のグループ企業との連携、活用によるDXサービスの強化と同時に、グループ経営基盤・グループガバナンスの整備を進める。社会基盤を支える企業として、SDGsをはじめとする社会課題の解決に向けた取り組みを推進することで、持続可能な社会の実現と、トランスコスモスの持続的な成長を目指す。


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