〔2022/8/2〕S&I、応対支援サービス「AI Dig」と「Genesys Cloud CX」とのシステム連携機能を新たに追加
エス・アンド・アイ(本社:東京都港区、藤田和夫社長、以下、S&I)は、2017年より提供しているAIを活用したコンタクトセンター向け応対支援サービス「AI Dig」と、ジェネシスクラウドサービス(本社:東京都港区、 ポール・伊藤・リッチー社長)が提供するクラウド型コンタクトセンタープラットフォーム「Genesys Cloud CX」とのシステム連携機能を新たに追加した。
今回のシステム連携により、オペレーターは、顧客の応対をしながらスキルや経験によらない応対が可能になる。熟練者のノウハウを蓄積したAI Digを活用することで、オペレーターの自己解決率の向上に貢献する。
また、在宅コールセンターなど、オペレーターの応対状況の把握が難しい環境下においても、時間を要している応対やクレームにつながりそうな表現などがリアルタイムに可視化されることで、スーパーバイザーが適切にフォロー可能になる。オペレーターも安心して業務にあたれるようになるとともに、応対品質の向上が期待できる。
Genesys Cloud CXでAI Digの環境を利用するためには、既存環境にソフトウェアタイプのコンバージャを導入するだけで、Genesys Cloud CXのソフトフォンでも、ブラウザ利用(WebRTC)でも話者分離が可能。また、ブラウザベースのアプリケーションのため、その他の設備投資は必要ない。Genesys Cloud CXを利用するユーザー企業は、AI Digが利用できる環境を容易に構築可能になり、応対業務の効率化や応対品質の向上、オペレーターの教育時間の削減などが期待できる。