〔2022/8/23〕J.D.パワー、2022年クレジットカード顧客満足度調査結果を発表
J.D. パワー ジャパン(本社:東京都港区、山本浩二社長、略称:J.D. パワー)は、J.D. パワー 2022年クレジットカード顧客満足度調査の結果を発表した。
クレジットカード4部門合計の総合満足度スコアは前年から+1ポイントとほぼ横ばいであった。ファクター別には「クレジット機能」、「手続き・サポート」、「年会費」の3ファクターが向上し、中でも「年会費」、「手続き・サポート」ファクターは+10 ポイント以上向上した。一方、「ポイントプログラム」、「会員向けサービス/特典」の2ファクターは前年から横ばい圏内の動きに止まった。
業界全体の総合満足度が前年から横ばいの中、メインカードのヘビーユーザーの総合満足度は前年比-13 ポイントと大きく低下した。
中でも「ポイントプログラム」における満足度は-20 ポイントと、最も大きな低下となった。他にも「クレジット機能」、「会員向けサービス/特典」、「手続き・サポート」ファクターの中の「コールセンター」において-10 ポイント以上低下している。
クレジットカードを2枚以上保有し、保有クレジットカード全体の1ヶ月の平均支払い金額が 10 万円以上で、主利用カード(メインカード)の利用比率が 80~99%の利用者をメインカードのヘビーユーザーと定義した。
モバイルアプリの利用者が増えている。利用明細(請求金額)の確認でのモバイルアプリの利用は、2021 年から+5ポイント増加し、本調査では 29%となった。ウェブサイト(ホームページ)/モバイルアプリによる各種手続きや問い合わせも、前年から+4ポイント増加し 23%となった。
利用明細(請求金額)の主な確認方法別に総合満足度を見ると、「モバイルアプリ」が最も高く(676 ポイント)、「ウェブサイト(パソコン用・スマートフォン用ホームページ)」(641 ポイント)や「郵送物(紙)」(613 ポイント)を大きく上回っている。ウェブサイト(ホームページ)/モバイルアプリによる各種手続きや問い合わせの方法別に総合満足度を見た場合にも、「モバイルアプリ」が最も高く(712 ポイント)、「スマートフォン用ウェブサイト」(691 ポイント)や「パソコン用ウェブサイト」(667 ポイント)を上回っている。