〔2010/12/20〕ジー・エフ、千葉県佐倉市から市税を滞納者への 電話催告業務を受託

 テレマーケティングシステムの開発並びに同システムを活用した市場調査・販売促進サービスを提供しているジー・エフは、千葉県佐倉市が10月に公告した市税滞納者に対する電話による納税催告業務委託に入札し落札した。
昨今の景気低迷を受け、納税環境の悪化が自治体の税収低下を招いている。佐倉市では市税収納率向上対策として、職員が電話による納付のお願いを行っていた。ところが、日中はつながらないことが多く非効率な上、電話番号がわからない滞納者に対しては、番号を調べる作業が発生しており職員の負担になっていた。
これらのことから有人コールセンターへのアウトソースを検討していたが、コスト高になってしまう問題とジー・エフの他自治体での実績から、低コストで実施できる音声による自動催告を採用した。ジー・エフの音声による自動催告の仕組みは、対象の電話リストに対してパソコンから自動的に電話を発信し、予め録音された肉声メッセージが流れるというもので、メッセージの内容は、市税の納付を勧奨するというもの。なお、電話番号がわからない滞留者に対しては、NTTの電話帳データと照合し電話番号を割り付けている。既に栃木県足利市でも同社の自動催告を採用しており、成果を出している。税収納率向上を課題としている自治体は多く、同社の電話催告の利用促進が期待できる。


PAGE TOP