〔2010/12/24〕アテナがコラボスのクラウドサービスをフルフィルメント業務のコンタクトセンター用システムとして導入

 コラボスのコンタクトセンター向けクラウドサービス「@nyplace(エニプレイス)」、「Packet Folder(パケットフォルダー)」は、2010年8月、アテナのフルフィルメント業務における「北海道IT-BPOセンター」のコンタクトセンター・システムとして導入された。
アテナは、ダイレクトメールの企画制作から発送代行まで行うメーリング業務をはじめ、在庫管理と梱包加工を独自のシステムで運用する物流業務、通信販売やキャンペーンなどの事務代行を一貫してサポートするフルフィルメント業務、情報処理サービスとしてデータ入力センターやコールセンターの運営、データベース構築や各種業務システムの開発運用に至るまで、広範な内容業務を受託するダイレクトマーケティングのトータルアウトソーサー。
2001年に「プライバシーマーク」および「ISO9001(品質マネジメントシステム)」、2006年に「ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)」の認証を取得し、セキュリティ意識の高いフルアウトソーシング・ソリューションカンパニーとして国内外のトップ企業に利用されており、メーリングサービス事業における郵便の取扱量は年間2億4千万通(日本の郵便通数の約1%)の実績を誇る。
アテナでは、フルフィルメント業務における北海道拠点となる「北海道IT-BPOセンター」の新規開設にあたり、コンタクトセンター・システムのリプレースを検討していた。コラボスの@nyplaceとPacket Folderが採用された理由は、(1)保守管理費込の月額料金制で、高機能なコールセンター・システムの導入が可能、(2)複数拠点で同一のシステムの利用が可能、(3)導入社数100社・2100席常時稼動の実績、(4)導入決定から構築、稼動までの期間短縮が可能、(5)業務内容や運用に合わせたシステム設定の変更や業務量の増減にも対応可能な柔軟性の5点。
アテナは、@nyplaceとPacket Folderの採用により、初期投資と通常は年間10~20%かかる保守管理費を削減し、同様の機能を搭載したシステム購入時と比べ、数百万円程度のトータルコストの削減に成功した。また、準備・構築期間併せて約1カ月半という短期間で、複数拠点での利用やシステム管理工数の削減を可能にし、事業や業務状況の変化にも柔軟に対応する高機能なコンタクトセンター・システムを構築した。


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