〔2022/10/6〕ドリーム・アーツ、オリックス・ビジネスセンター沖縄に業務デジタル化クラウド「SmartDB」を導入

 大企業向けクラウドサービスのドリーム・アーツ(東京本社:東京都渋谷区、広島本社:広島県広島市、山本孝昭社長)は、オリックスの100%出資の子会社であるオリックス・ビジネスセンター沖縄(本社:沖縄県那覇市、小林健太社長)が、大企業向け業務デジタル化クラウド「SmartDB」を導入したことを発表した。オリックス・ビジネスセンター沖縄は、2022年10月よりSmartDBで構築した業務アプリの利用を開始した。
 オリックス・ビジネスセンター沖縄は、オリックスグループが展開する法人金融サービス事業やメンテナンスリース事業、生命保険や銀行などのリテール事業などにおける事務業務やコンタクトセンター業務を受託するシェアードサービス企業。 オリックス・ビジネスセンター沖縄では受託業務における生産性向上のため、2009年から業務の可視化に取り組んでおり、2014年にはドリーム・アーツが提供した独自開発の「ECOまるアーツ」を活用し、業務や作業において「可視化」「計測」「分析」「改善」を繰り返す独自のマネジメント手法を確立している。この取り組みと成果が評価され、現在ではオリックスグループのバックオフィス改革を主導する役割も担っている。
 受託業務を対応するフロント部門ではデジタルを活用したさまざまな取り組みが進む一方、バックオフィスでは長年利用していた「Notes」の廃止が迫っており、業務デジタル化基盤の刷新が急務となっていた。また、その他の解決したいいくつかの課題もあった。例えば、ワークフローが伴う申請業務においては、業務変更に合わせた改修が必要なため、知識のある特定の担当者に依存する状態になっていた。 また、複数の業務アプリ間で共通したマスタを関連づけることができず、人事情報などのマスタデータが散在していた。 
 これらの課題を解決するため、オリックス・ビジネスセンター沖縄では新たなノーコード・ローコード開発基盤の検討を開始した。


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