〔2022/11/8〕J.D. パワー 2022年自動車保険契約者満足度調査結果を発表
J.D. パワー ジャパン(本社:東京都港区、山本浩二社長)は、J.D. パワー 2022年自動車保険契約者満足度調査の結果を発表した。
本年調査の総合満足度は、代理店系保険会社の部門平均は前年と同スコアの645ポイント、ダイレクト系保険会社の部門平均は前年比+8ポイントの674ポイント(共に 1,000 ポイント満点)となった。前年調査(2021年11月発表)では、代理店系の顧客満足度が向上し、ダイレクト系は横ばいであったが、本年調査ではダイレクト系が向上した。
ダイレクト系は満足度を構成する全5ファクターで前年を上回っており、中でも「顧客対応」と「事故対応/保険金支払」の2つのファクターで前年比+10ポイント以上の向上となった。「顧客対応」の中でも特に「コールセンター」の満足度が大きく向上した。
前年に代理店系で契約していた顧客のうち、同じ保険会社で更新した顧客とダイレクト系の保険会社に切替えた顧客の満足度を比較したところ、ダイレクト系に切替えた顧客の満足度の方が高い傾向がある。
同じ代理店系で更新した顧客と、代理店系からダイレクト系に切替えた顧客の満足度の差は、前年同様「価格」が最も大きいが、「契約内容/契約手続き」の差が拡大している。中でも「保険料支払い方法の豊富さ」、「手続き方法の豊富さ」、「割引範囲の妥当さ」、「契約/更新手続きのしやすさ」などの項目で大きな差が見られた。
各部門の総合満足度ランキングは下記の通り。
【代理店系保険会社部門】(対象5社)
第1位:AIG損保(671ポイント)
第2位:損保ジャパン(650ポイント)
第3位:東京海上日動(649ポイント)
【ダイレクト系保険会社部門】(対象7社)
第1位:ソニー損保(687ポイント)
第2位:チューリッヒ(683ポイント)
第3位:イーデザイン損保(681ポイント)