〔2011/1/19〕エイジア、中国でメール配信システム「WEB CAS e-mail」を販売開始

 インターネットを活用したマーケティングソリューションを提案するエイジアは、自社開発製品であるeCRMシステム「WEB CAS」シリーズのメール配信システム「WEB CAS e-mail(ウェブキャス イーメール)」が、中国電信西部信息中心(チャイナテレコム西部情報センター)のSaaSソリューションとして認定され、中国四川省を皮切りに、中国全土の企業へのサービス提供が決定したことを発表した。
エイジアは、2009年11月に発表したSBIベリトランス社との業務提携を皮切りに、中国市場への本格参入への機会を検討してきた。これ以降同社は、日本法人の中国市場向けメールマーケティング支援、メール配信システムの中国語(簡体字・繁体字)対応、中国特有のメール送受信環境の研究、効果検証などを継続的に行ってきた。
上記の取り組みおよびエイジア加盟するメイド・イン・ジャパン・ソフトウェア・コンソーシアムの海外展開の取り組みが奏功し、このたび成都ウィナーソフト有限公司の協力のもと、中国最大の有線電気通信事業会社チャイナテレコムブランドのSaaSサービスとして、同社のメール配信システムが認定された。
エイジアは今後、チャイナテレコム西部情報センター「中国電信西部信息中心」に構築したメール配信システムを中国の企業に提供することが可能となり、本格的な中国進出への第一歩を踏み出すことになった。本サービスは、チャイナテレコム四川が抱えるおよそ170万社の顧客企業をはじめ、中国四川省を皮切りに、中国全土の企業に販売・提供されることになる。また今回の製品提供はメール配信クラウド(SaaS/ASP)版に限定しているが、今後はさらに他システムや導入版パッケージなど、他提供形式の展開も視野に入れている。


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