〔2023/1/13〕KDDIエボルバとりらいあコミュニケーションズの経営統合
KDDIと三井物産 は、KDDIの完全子会社であるKDDIエボルバ (本社: 東京都新宿区、若槻肇社長) と、三井物産の持分法適用会社であるりらいあコミュニケーションズ の対等な精神に基づく経営統合に関する取引基本契約書および、本経営統合後の統合会社の運営などに関する株主間契約書を締結した。
三井物産は2023年1月6日に、Otemachi Holdings合同会社を設立した。Otemachi Holdings合同会社は、本経営統合を実現するためにりらいあの普通株式のすべてを対象とした公開買付けを実施する。本公開買付けが成立したものの、りらいあの普通株式のすべてが取得されなかった場合には、本公開買付けの成立後、Otemachi Holdings合同会社と三井物産がりらいあの普通株式のすべてを所有することを目的として、株式等売渡請求又は株式の併合を実施する。また、本公開買付けに応募されなかったりらいあの株式についても、株主の個別の承認を要することなく取得することができるスクイーズアウト手続きを行う。スクイーズアウト手続きの完了後、りらいあとOtemachi Holdings合同会社の間において、りらいあを存続会社とし、Otemachi Holdings合同会社を消滅会社とする吸収合併を行う。本合併の効力発生後、KDDIエボルバを存続会社としりらいあを消滅会社とする吸収合併による経営統合を行い、KDDIと三井物産の議決権所有比率がそれぞれ51.0%と49.0%となるような合併比率する。
KDDIと三井物産の両社は、KDDIエボルバおよびりらいあが培ってきた企業文化や経営の自主性を最大限に尊重しつつ、本統合会社グループの企業価値向上を実現すべく、新たな施策の決定を支援していく。