〔2023/2/7〕ワンズマインド、業界別BtoB商談方法のレポート分析
ワンズマインド(本社:東京都新宿区、尾池徹哉社長)は、自社で運営する比較ビズ(https://www.biz.ne.jp」にて、発注者が受注者に対して希望する商談方法を調査した。回答数は合計3505件で、回答の選択肢は「オンライン打ち合わせ」「電話打ち合わせ」「対面打ち合わせ」の3パターンとなる。
仕事を依頼する発注者が、仕事を請ける側の受注者との打ち合わせ方法にて「電話」が45%と一番多く、次に「オンライン」が42%、「対面」が13%となった。
従来は「対面」の割合が多かったものの、コロナウィルスの影響で在宅ワークが増えたり、対面を差し控えるケースが増え、「オンライン」や「電話」が増加していることがわかる。
税理士との打ち合わせは「電話」が少なく、「オンライン」「対面」の割合が多いことがわかる。発注者の心理として、顧問税理士での依頼が多いため、電話ではなく、実際に顔合わせして人となりを知りたいニーズが多いのかと思われる。
社労士、司法書士、行政書士は「電話」の割合が平均より多く、案件内容を見ていると、スポット的な業務が多いためか、とにかく費用感を知りたい、早く依頼したい、といった内容が多いように思う。
ホームページ制作会社、システム開発会社、クリエイター(主に動画制作)は「オンライン」での打ち合わせ希望が多く、「対面」が非常に少ないことがわかる。
この分野では(特にIT系の会社は)全国対応できる会社が多く、「対面」だと出張費が発生するケースが多いため、受注者側としても「オンライン」を希望している場合が多いようだ。
また、Zoomなどで画面共有しながら制作実績を説明したり、資料を共有したり、と対面だとプロジェクターがないと説明しづらいようなことも、簡単に行えるため、双方にとっても「オンライン」の方が都合が良い、というケースが多いのかと推測できる。
人材派遣会社では「電話」が46%と多く、案件内容を見ていると、見積もり期日が短い案件が多く、対象となる人物のリスト数を知りたい、派遣費用はどのくらいか知りたい、といった電話でも完結するような内容が多くあった。
人材研修会社は「オンライン」が68%と非常に多く、教材がオンライン化されているケースが多いためか、Zoomで画面共有しながら説明するのに向いているのかと推測できる。
店舗デザインやオフィス内装、電気・回線工事、内装や外装工事などの建築・工事分野においては、「対面」の割合が平均13%に対し、24,5%と圧倒的に多いことがわかる。
受注者側としては現地調査しないと見積もりが取れないため、発注者側視点でも、まず来てもらって見積もりが欲しい、といった案件が大半となる。
集客・営業代行会社は「対面」が少ないものの平均的な割合で、印刷会社は「電話」の割合が60%と、多いことがわかる。案件内容を見ていると、納期を気にしている方が多く、電話ですぐに対応可能かを知りたいニーズが多いように思う。
物流・運送会社、オフィス機器・回線会社、金融会社は「電話」の割合が多く、製造会社、事務代行会社は「オンライン」の割合が多いことがわかる。
製造会社では「金属加工」や「木材加工」の案件が多いのですが、発注者側が望む成果物に対応してもらえるかを確認するため、「オンライン」で画面共有しながら打ち合わせを希望するニーズが多いのかと思われる。
事務代行では「コールセンター」や「秘書代行」の案件が多く、「対面」で会う必要性が少ないため「オンライン」の打ち合わせが多いのかと推測できる。