〔2023/2/15〕オルツ、APIサービス「alt developer」を提供開始
オルツ(本社:東京都港区、米倉千貴社長)は、人間の意思や判断をデジタル上のクローンとして再現するAIクローン技術、ならびにP.A.I.®️(パーソナル人工知能)技術を内蔵(搭載)する、音声認識機能や機械翻訳機能をAPIとして利用できる新サービス「alt developer」の提供を開始した。
同社は、AIクローン技術でつくり出す「P.A.I.」の開発および実用化、「P.A.I.」の対話エンジンの開発から生まれた音声認識テクノロジーを活用した「AI GIJIROKU」や「AIコールセンター」を含むSaaSプロダクト製品の展開など、AI技術を軸にしたサービスの提供を行っている。
alt developerの主な機能は、以下のとおり。
・音声認識API「alt STT」
AI自動議事録ツール「AI GIJIROKU」をはじめとするオルツの高精度音声認識エンジンのAPI。各業種の専門用語や言い回しの認識に特化した業種別音声認識エンジンも利用できる。また、音声認識エンジンの独自カスタマイズも可能になる予定。
・機械翻訳API「alt Translator」
「AI GIJIROKU」搭載の翻訳エンジンのAPI。サービスのローカライズや音声認識と組み合わせて自動通訳アプリケーションを構築することも可能。
alt developerを通じて、すぐに同社の音声認識技術や機械翻訳技術を利用できる。既にボーダレス・ビジョンが試用しており、alt ID(オルツID)を既に持っているの顧客は「ログイン」から。まだ持っていない顧客は「サインアップ」からさっそく使える。
今後の展開としては、AIが文脈を適切に把握した上で入力されたテキストの要約を出力する自動要約API「alt DIGEST」や、「AI GIJIROKU」で98.6%の精度を誇る話者識別機能を活用した音声合成API「alt Speaker Identifier」の公開を予定しており、多様なP.A.I.技術に基づくAPIを利用できるようになる。