〔2023/3/1〕凸版印刷とフュージョン、CRM支援サービスの全国拠点化に向けて提携
凸版印刷とフュージョン(本社:北海道札幌市、佐々木卓也社長)は、2023年2月に資本業務提携契約を締結した。このたび本業務提携を受け、凸版印刷が2022年5月に開設をした、コンタクトセンター/CRM運用/事務センター/データ管理・分析などを行う札幌エンゲージメントセンターにおける提供サービスを両社で強化し、CRM領域における「Plan(企画設計)」「Do(業務実行)」「See(可視化・分析)」一気通貫で提供する「CRM施策支援サービス」を2023年3月より提供を開始した。
企業が顧客との関係性を強めていくCRM領域において、マーケティング戦略の設計、データ分析、コミュニケーション施策設計、クリエイティブ設計、システム設定、オペレーションなど対応するべき業務が多岐にわたり、これらを一気通貫で提供できる企業は少ないため、高まる需要に対して供給が追い付いていないのが現状だ。
このような中で凸版印刷は、CRM支援ニーズの高まりに対応するため全国で体制強化を進めており、2022年5月に札幌エンゲージメントセンターを開設しサービス提供キャパシティを拡大している。ここに、フュージョンの有するCRM領域における豊富なサービス/ノウハウを連携させることで、両者の取り扱いサービス品目の拡大と、サービス提供体制を更に強化するべく、資本業務提携契約を締結した。
フュージョンはデータ分析に基づく複数チャネルを使用したトータルなCRM支援を行う企業。紙媒体においては全日本DM大賞で15年連続の受賞を果たすなど、デジタル施策と組み合わせた企画/クリエイティブに豊富なノウハウを有しており、凸版印刷のデジタルマーケティング機能と連携することで、デジタル・リアルを問わず、すべての媒体を活用したCRM施策の統合的な企画運用を可能にする。
「Plan(企画設計)」「See(可視化・分析)」に強みを持つフュージョンと、「Do(業務実行)」に強みを持つ凸版印刷の「札幌エンゲージメントセンター」が連携することにより、CRM施策のPDSサイクルをシームレスに回す体制構築を進め、継続型で成果を上げるサービスを強化する。