〔2023/3/2〕ベルシステム24、都道府県民共済グループへ、AIボイスボットクラウドサービス「ekubot Voice LITE」を提供

 ベルシステム24は、同社が開発するAIボイスボットクラウドサービス「ekubot Voice LITE」を活用し、新型コロナウイルス感染症に関する共済金の請求受付(以下、コロナ請求受付)の自動化を進めた、都道府県民共済グループの全国生活協同組合連合会(以下、全国生協連)の事例を公開した。
 これにより、都道府県民共済グループでのコロナ請求受付における、安定した受付体制の構築および迅速な支払い処理、共済加入者へのサービス品質の向上を実現した。
 全国生活協同組合連合会様の「ekubot Voice LITE」導入の事例は、https://www.solution.bell24.co.jp/ja/case/zenkyoren/。
 全国生協連は、暮らしを守る手軽で安心・堅実な保障制度として信頼を集めている、県民共済・都民共済・府民共済・道民共済・全国共済(神奈川県は全国共済と呼称)の元受団体。
 2022年7月以降、新型コロナウイルス感染症の第7波により陽性者が急増した際、「みなし入院」の共済金請求が増加し、各都道府県民共済および全国生協連への問い合わせの電話が非常につながりにくい状況が続いた。同社は、この「つながらない」の解消を目的に、コロナ請求受付での自動応答化に向け「ekubot® Voic LITE」を提供した。
 ekubot Voice LITEは、繁忙時の一次受付や資料請求・予約受付など定型的な受付業務を自動音声で応答するボイスボットサービス。このekubot Voice LITEを活用し、ベルシステム24が、全国生協連の火災共済金請求受付業務の一部の運営を担ってきた業務運営の知見をはじめ、そのほかの保険業界での業務運用ノウハウを基に、ボイスボットのシナリオ設計から、機械操作が不慣れな方でも使い慣れた電話でのボタンプッシュと発話だけで申請ができるような自動応答の仕組みを約1カ月間という短期間で構築した。これにより、ピーク時には月間で最大7万5,000件の受付対応をボイスボットで行い、全国一律で安定した問い合わせ受付を提供することが可能となった。


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