〔2023/3/9〕トランスコスモスとモビルス、オリエントコーポレーションのチャットサポートに「Secure Path」を導入し、運用を提供
モビルスとトランスコスモスは、オリエントコーポレーション(以下、オリコ)の一部のサポート窓口業務において、モビルスが提供するPCI DSSを取得した環境で安全に応対可能なセキュア・コミュニケーション機能「Secure Path」を活用し、チャットサポートで本人確認を伴う業務を開始した。
Secure Pathとは、モビルスが独自開発した顧客対応におけるセキュリティ課題を解決するサポートツールとなり、実効的なセキュリティ向上を担保するPCI DSS認証を取得している。Secure Pathの機能を利用することで、WebやLINEでのチャットサポートにおいて、顧客の個人情報を安全にオペレーターが受け取ることができ、本人を特定した上での個別対応を行うことができる。
トランスコスモスはTCI-DXサービスの拡大に向け、ノンボイス領域の拡大に取り組み、現在、約7,000席を超えるチャットサポートを運営している。一方で個人情報やセキュリティポリシーに課題を抱えており、チャットサポート範囲を拡大できないといった課題を抱えるクライアント企業がいる。そのような課題を解決していくために、トランスコスモスが提供するチャットシステム「DEC Support」にモビルスが提供する「Secure Path」を連携させたシステムの提供を開始した。本システムをサポート窓口に導入することで、チャットでのサポート範囲を拡大しチャット利用率向上への期待、そして顧客へのエフォートレスな体験を提供することが可能となる。
オリコは顧客のサポートチャネルとして以前よりチャットを導入していたが、セキュリティ認証の観点から本人特定が不要な業務に対応範囲を絞って運用していた。そのため本人特定が必要な業務は解決せず、電話チャネルへ誘導することから顧客の手間や負担がかかり利用率も低いことが課題であった。そのため、顧客負担がないサポート導線のあり方を模索していた。
トランスコスモスはチャット対応範囲の拡大に向け、トランスコスモスが提供するチャットシステム「DEC Support」にモビルスが提供する「Secure Path」を連携させたシステムを提供した。本システムをサポート窓口に導入することで、チャットでのサポート範囲を拡大しチャット利用率向上への期待、そして顧客へのエフォートレスな体験を提供することが可能となる。