〔2023/3/22〕トランスコスモス、インドネシアで在宅勤務運用ソリューション「Work @nywhere」を提供開始

 トランスコスモスは、インドネシア市場向けサービスにおいて、在宅勤務運用ソリューション「Work @nywhere」(ワークエニウェア)を開発し、提供を開始した。在宅でのサービス提供において、セキュリティ・環境・品質管理・運用管理・人材管理などの観点から最適な在宅勤務を実現する。また、ジャカルタやニアショアのオフィスとサテライトオフィスと在宅を組み合わせ、従業員に多様な働き方を提供することで、今後の成長に必要な専門人材の確保を実現するとともに、クライアント企業にとってフレキシブルで高品質なオペレーションとコストメリットのあるサービスを提供する。
 トランスコスモスでは、働き方の多様化の観点からコンタクトセンターやTrust & Safetyサービス、デジタルマーケティングサービスにおける在宅化を推進しているが、在宅化にはセキュリティ・環境・品質管理・運用管理・人材管理などの面で課題がある。在宅勤務運用ソリューション「Work @nywhere」は、在宅環境でのセキュリティを担保しつつ、ソフトウェアでの集中管理により在宅オペレーションの見える化を行う。また、コンタクトセンターサービスにおける通話品質や業務の生産性を維持する。マネジメントにおいては、従業員の勤怠・勤務状況の管理を行うとともに、ひとりきりで業務を行うことで感じる孤独感を打ち消すためのモチベーションマネジメントやコミュニケーション、採用や研修にも活用することが可能。
 インドネシアでは現在、ジャカルタ RDTX、ジャカルタ ムナラテンディアン、スマラン、スマラン第二の4拠点、合計2,690席に加え、約200席の在宅でコンタクトセンターサービス、Trust & Safetyサービス、デジタルマーケティングサービスなどを提供している。今後、中部ジャワエリアのスマラン2拠点およびジョグジャカルタ、東西ジャワエリアやバリなど、地方主要都市にセンターやサテライトオフィスを新設・増設する計画で、これらのニアショアセンターやサテライトオフィス、在宅、オンサイトを組み合わせた運用により、コストメリットのあるサービスを提供する。
 在宅に加え、ニアショアセンターやサテライトオフィス、オンサイトでの運用においてもWork @nywhereを活用する。IT・デジタルの実装に加え、リスクやトラブルの際には人により迅速にサポートするとともに、1人ひとりへの丁寧なケアやコミュニケーションを組織的に行うことで、センターでの運用と変わらない、安心・安全・安定のサービスを提供する。複数拠点での運用を行うことで、災害など有事の際のBCP対策としても有効。
 大規模なオペレーションや専門性の求められるサービスにおいて、人材はとても重要。一般的なサービス提供はサイトを決め、そのエリア・サイトで人材を採用・教育し、オペレーションを設計するが、Work @nywhereのコンセプトは、インドネシア全エリアから、そのサービスに必要な人材を採用し、それぞれの人材にあった働き方を提供すること。より高品質なサービスを中長期的に提供していくことが可能となり、かつ最適なコストでお客様企業に提供することができる。
 2023年中には新たに約700人の新規採用を行う計画で、インドネシア企業向けにはインドネシア語・英語、欧米・グローバル企業向けには英語でのサービスを提供していく。


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