〔2023/4/6〕ベルシステム24、AI自動翻訳を搭載したタブレット端末での「三者間多言語通訳サービス」を提供開始
ベルシステム24は、タブレット端末を使用し、AIによる自動通訳と有人オンライン通訳を併用した「三者間多言語通訳サービス」を新たに提供を開始した。
従来、有人対応していた通訳の一部をAIが担うことで、スピーディーかつ安価な通訳サービスを実現している。導入店舗は、タブレット端末により、幅広いシーンでの多言語通訳が24時間365日対応可能となる。同社の40年にわたるコンタクトセンター運用の知見と「多言語コールセンター」のナレッジを活用することで、規模の大小に応じた柔軟な対応力と安定した品質を担保する。
今回、提供開始するタブレット端末を使用した本サービスは、コニカミノルタが提供する多言語通訳システム「KOTOBAL」と提携し、AIによる自動翻訳と、正確かつ丁寧なオペレーターによる通訳を利用者が選択できるサービス。オペレーターのオンライン通訳の対応言語は、英語・中国語・韓国語・スペイン語をはじめとする全13言語に対応している。
初期費用・タブレット端末レンタル料を除き、1ライセンス月額利用料2万円、利用時間による従量課金といった料金体系となっており、対応件数、受付時間、言語、FAQ件数などのさまざまな要望に合わせてプランをカスタマイズすることが可能。本サービス導入に必要となるタブレット端末が、手元に届き次第すぐにサービスを利用できる。
まずは、商業施設・ホテル・ドラッグストア・飲食店・交通機関・観光地・家電量販店など、訪日外国人対応への需要拡大が予想される領域での提供を目指す。