〔2023/4/18〕アドバンスト・メディア、AI音声認識開発キット「AmiVoice SDK」が搭載された音声認識スマホアプリが、百十四銀行に導入

 アドバンスト・メディアは、同社の音声認識を中心とした音声関連技術を提供する開発者向けボイステックプラットフォーム「AmiVoice Cloud Platform」にて提供しているAI音声認識開発キット「AmiVoice SDK」が搭載された、面談記録作成を目的とした音声認識スマートフォンアプリが、百十四銀行に導入されたことを発表した。アプリケーションは、TISインテックグループのインテック(本社:富山県富山市、北岡隆之社長)が開発した。
 本アプリケーションは、インテックの金融機関向け総合情報系ソリューション「F3(エフキューブ)」のCRM機能と連携しており、銀行員が顧客との面談記録を簡単に作成することを目的に開発された。AI音声認識を活用することで、外出先でもスマートフォンで手軽に面談記録を音声入力することが可能となり、記録作成業務の生産性向上を実現する。社内業務をデジタル化し、創出された人員や時間を本来業務である営業活動にシフトすることで、地域や顧客へのサービス強化につなげることができる。
 AI音声認識開発キット「AmiVoice SDK」は、認識精度の高さや機能性から本アプリケーションのAI音声認識エンジンとして2020年に搭載され、地方銀行を中心に利用されている。
 本アプリケーションに搭載されたAmiVoice SDKは、同社が提供する音声認識API「AmiVoice API Private」の音声認識サーバーと連携しており、録音した音声をお客様専用サーバーに送り音声認識処理を行うため、デバイスのスペックに左右されないセキュアな環境で運用いただくことが可能。さらに、金融に特化した専用のAI音声認識エンジンを採用しており、専門用語なども高精度に認識することができる。


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