〔2023/5/9〕リンク、BIZTELがChatGPT/Azure版ChatGPTを活用した“問い合わせ高精度要約モデル”を提供開始

 リンク(本社:東京都港区、岡田元治社長)は、ChatGPT/Azure版ChatGPTを活用した「問い合わせ高精度要約モデル」の提供を開始した。
 今回、BIZTELが提供する「問い合わせ高精度要約モデル」では、ChatGPTのAPIと連携することで、AIによる通話内容の自動要約が高い精度で可能となる。本モデルにより、通話後に発生していたオペレーターによる通話の書き起こしや要約、並びにスーパーバイザーによる応対内容の確認も効率化できるため、コールセンター業務全体の大幅な工数削減が実現できる。また、オペレーターの業務経験やスキルレベルに関わらず、応対履歴に記載する内容の品質を平準化することもできる。
 BIZTELでは、これまでも音声認識によって通話の全文をテキスト化し、CRMシステムへ連携する仕組みを提供しており、顧客応対後の作業の効率化や、クレームが発生した通話内容の確認にかかる時間・労力の削減といったユーザの要望に応えてきた。
 しかしながら一方で、コールセンターで広く行われているオペレーターによる電話応対履歴の記録作業に際しては、すぐに要点が把握できるよう通話内容を短く端的にまとめた文章を入力する必要があり、記録の精度や粒度についての課題が寄せられていた。
 今回の「問い合わせ高精度要約モデル」の活用により、この課題の解決に加え、顧客応対後の作業工数のさらなる削減、さらに要点の記入漏れ防止に備えたCRMシステムへの要約結果の自動記録もでき、大幅な業務効率の改善につながる。


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