〔2011/2/23〕オープンソースCRM、iPhone・iPad対応のCRMシステム「SugarCRM V6日本語版」の販売開始

 オープンソースCRMは、コマーシャル・オープンソースCRMの最新バージョン「SugarCRM V6日本語版」の販売を開始した。
SugarCRMは、カスタマイズ性に優れ使い勝手の良いCRMアプリケーションとして既に日本において数百社の企業が導入。今回の最新バージョンでは、さらに、営業担当者やフィールドサービスマンが外出先でiPhoneやiPadを使って顧客データの入出力を行うニーズを反映し、その柔軟性をスマートフォンにまで拡大した。また、ツイッターにも対応し、顧客がツイッターで発信する最新の企業情報や製品情報を手元で容易に確認することが可能になった。
Sugar V6の特徴は、次のとおり。
(1)外出先で利用可能なiPhone/iPad専用アプリの提供
iPhoneやiPadで快適に動作するSugar V6専用アプリを提供。これらのアプリからはSugar V6サーバにスムーズに接続でき、その顧客データを簡単に閲覧したり更新することが可能。また、iPhone・iPadの電話機能と連携し、電話の発信記録を自動的にSugar V6のデータベースに格納することができる。
(2)ツイッターに対応し、顧客の最新情報を素早くキャッチ
ツイッターを利用して企業情報や製品情報を発信する顧客が増加するのに伴い、Sugar V6では顧客がツイッターで発信する情報をリアルタイムで確認する機能を装備した。
(3)企業向け利用に必須なセキュリティ機能を強化
企業における情報の脆弱性への懸念を解決するため、SugarCRM®のパスワード管理機能を強化した。今回の強化により、パスワードの設定ポリシーとして、パスワードに含まれる文字種の指定、パスワード期限の設定、ログイン失敗後のロックアウトの指定などが行えるようになった。
(4)ノンプログラミングで自動計算処理を記述できる「計算フィールド」の装備
カスタマイズツールの「スタジオ」を用いて、SugarCRMの各アプリケーションに「計算フィールド」を配置できるようになった。計算フィールドを用いると、商談の利益の計算、売り上げの集計、契約の残期間の算出など、これまで人の手を介して行っていた各種計算を自動的に、かつ、リアルタイムに実行させることができる。
(5)ユーザインターフェースの刷新でより操作しやすく
ユーザインターフェースを刷新し、より少ないクリック数や画面遷移で目的の情報にたどりつけるようになった。
Sugar V6の価格は、年間65万円(25ユーザ)からで、年間のテクニカルサポートサービス費用、アップグレード費用が含まれる。


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