〔2011/3/2〕OKI、IPstageシリーズの通話録音機能を強化
OKIネットワークスは、中小規模オフィス向けIPテレフォニーシステム「IPstageシリーズ リリース8」の販売を開始した。
今回のIPstageシリーズの機能強化では、最大3万6000時間の通話録音が可能になったほか、自動での録音開始により録り忘れを防止し、他社員への転送時でも継続して録音できるようになった。これらにより、電話受付での通話履歴をトラブル解決に役立てたい、聞き間違いを防止したいというニーズに応える。また、携帯電話からの活用を強化し、職場での取り次ぎ工数の削減や迅速な顧客対応を目指す企業にも活用できる。また、管理用アプリケーションでのコメント登録や、録音時に付与するタイトルからのメッセージ検索などにより、履歴を効率的に管理できる。これらの通話履歴は外部メディアに自動で保存し、長期間の保管が可能なため、コンプライアンスの強化に役立つ。さらに、IVRによる適切な電話応対者への誘導により、顧客満足度の向上にも貢献する。
価格は、IPstage EX300(150内線モデル)が830万円から、IPstage MX(50内線モデル)が415万円から、IPstage SX(10内線モデル)が70万円から。EX300とMXは通話録音用の外部装置およびソフトウェアの価格も含む。同社では、今後1年間で3万セットの販売を目標にしている。