〔2023/7/27〕リンク、BIZTELが新バージョン3.8.0をリリース

 リンク(本社:東京都港区、岡田元治社長)は、通話、顧客情報・通話履歴の確認、応対記録の記入などが1つの画面でシームレスに行える「ワークスペース」や、BIZTELの電話機能が外部システムに組み込めるAPI連携機能、待ち呼の発生状況がソフトフォンで確認できる「オペレーター向け 待ち呼 確認機能」などを搭載した、最新バージョン「3.8.0」の提供を開始した。
 バージョン3.8.0の追加機能であるワークスペース[標準機能]は、電話応対や顧客情報・通話履歴の確認、応対記録の入力といったコールセンター運営に欠かせない作業を、1つのユーザインターフェースでシームレスに行える機能。これまで管理画面での操作が必要だった通話録音の確認や、コールリーズンなどのタグを通話履歴に付けるといった機能の利用も、ワンストップで実行できる。また、オプションで使える通話の書き起こしや、AIによる通話分析の結果も同一画面で閲覧することが可能。応対した内容を記録・管理するための基礎的な機能がそろっている点から、簡易のCRMシステムとして活用することもできる。
 BIZTELでは、外部システムと連携して便利な仕組みを簡単に構築することができる「API連携機能」を多数提供している。今回のバージョンアップでは、電話の発着信やオペレーターの業務ステータスの変更など、BIZTELの一部の機能を外部システムのインターフェースに設置できる「電話機組み込みモデル」や、BIZTELで集計したデータが抽出・加工できる「レポート取得API」を追加した。
 ソフトフォンで待ち呼の状況が確認できる「オペレーター向け 待ち呼 確認機能」を追加。待ち呼の発生時、ソフトフォンの右上に表示されているアイコンが赤色に変化し、クリックすると「着信しているコールセンター名」「待ち呼の数」「最長待ち時間」がウインドウで確認できる。また、「待ち呼の数」「最長待ち時間」は、設定した「しきい値」を超えると赤色に変化する。オペレーターは、待ち呼の発生を即座に把握できるほか、顧客の待ち時間を事前に確認でき、応対の初めに「大変お待たせいたしました」と一言添えるなどのフォローが可能になる。


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