〔2011/3/3〕トランスコスモスグループ、沖縄県の「コールセンターエントリー人材育成事業」業務を受託

 トランスコスモスとグループ子会社のトランスコスモスシー・アール・エム沖縄(以下、CRM沖縄)は、沖縄県が実施する人材育成事業である「コールセンターエントリー人材育成事業」を受託した。
沖縄県が実施する「コールセンターエントリー人材育成事業」は、沖縄県の重点産業である情報通信産業のひとつに位置づけられているコールセンター産業で即戦力となる人材を育成し、失業率の改善につなげることを目的として企画募集が行われたもので、トランスコスモスグループが受託した。CRM沖縄のコールセンター拠点において、1グループ8名、4グループで、Off-JT研修(1カ月)とOJT研修(5カ月)を実施し、合計32名、6カ月間の雇用を創出する。さらに研修終了後には、就業状況や本人の意向により、CRM沖縄にて継続雇用する。
トランスコスモスとCRM沖縄は、沖縄県内4カ所のコールセンター拠点にて、約3000名のコミュニケーターを雇用しており、今後も事業拡大に伴う雇用の拡大を見込んでいる。今回提供する人材育成研修は、2009年に開催された「The 2009 Contact Center World Awards」世界大会において世界3位になった、CRM沖縄独自の研修制度や、トランスコスモスグループの長年にわたるコールセンター運営ノウハウを基に設定したカリキュラムとなっており、コールセンターの即戦力人材の育成に貢献する。
トランスコスモスとCRM沖縄では、コールセンター応対コンクール開催などのインセンティブ制度、キャリアアップをはかるための認定制度、長期雇用を前提とした正社員登用制度などさまざまな施策で、従業員の労働意欲向上に努めている。


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