〔2011/3/4〕日本アバイア、ビジネスアプリケーションにリアルタイムコミュニケーション機能を容易に統合する「Avaya ACE」を提供開始
日本アバイアは、ビジネスアプリケーションにリアルタイムコミュニケーション機能(音声、ビデオ、プレゼンス機能など)を容易に統合する「Avaya Agile CommunicationEnvironment(Avaya ACE)」の提供を開始した。
Avaya ACEは、SOAアーキテクチャとWebサービスをベースとしたCEBP(CommunicationEnabled BusinessProcess)ソリューション。複雑なSIP/CTIプロトコルを簡略化したコミュニケーションサービス用API(Application Program Interface)の提供により、従来のCTIをベースとした開発と比較して約2割という大幅に短い期間でビジネスアプリケーションとリアルタイムコミュニケーション機能の統合を可能にする。
企業を取り巻く環境の変化が激しい中、競争優位の確立には、俊敏な経営判断を可能にするビジネスプロセスの改善がますます求められるようになっている。従来、ビジネスアプリケーションにリアルタイムコミュニケーション機能を組み込むためにはテレフォニーの専門知識が必要とされ、CTI技術者であっても開発に時間がかかっていた。
Avaya ACEは、パッケージアプリケーションやツールキット、開発支援サービスをソリューションとして提供し、短期間、低コストでCEBPソリューションの構築を可能にする。これにより、企業は、既存のテレフォニー資産を活用しながら企業内および企業間コラボレーションを実現すると同時に顧客満足度を向上することができる。またAvaya Auraを導入している企業向けにはJavaベースAPIにより、Avaya Auraテレフォニー機能と他アプリケーションを連携させたアプリケーションを短期間で開発可能なツールキットも提供する。