〔2023/11/7〕IVRy、リクルートと共同でAIを活用した電話業務自動化の実証実験を開始

 電話AI SaaS「IVRy」を提供するIVRy(本社:東京都台東区、奥西亮賀社長)は、リクルート(本社:東京都千代田区、北村吉弘社長)と共同で、予約台帳アプリ「レストランボード」と同社の「AI電話システム」を活用したAIによる電話予約自動化の実証実験を開始した。
 今回の取り組みでは、多忙で出られない電話や営業時間外の電話などの飲食店における現場オペレーションの効率化、予約取りこぼし防止を目的としたAIによる電話予約自動化の実証実験を開始。本構想の実現に向け、先んじて「レストランボード」を利用する10店舗に本システムを導入。実験結果を鑑みた上で本導入に向けた取り組みを推進する予定。
 本取り組みにより、電話を通じた飲食店の予約が24時間対応となり、かつ予約台帳アプリと連携し、即時予約を確定する処理ができるようになる。
 また、AI技術を活用した自然な発話での会話対応も実現している。例えば、飲食店を予約したい顧客は、日付、時間、人数などを1つひとつ入力する必要はない。代わりに「明日の19時に2人で」といった複雑な問い合わせを認識することが可能となっている。
 これまでIVRyは、自由な分岐設定や登録テキストの音声読み上げ、録音した音声の再生、SMS自動返信など、多くの機能を提供してきた。しかし、予約在庫に関するデータベースとの連携は行っていなかったため、予約の完結はできなかった。この度のレストランボードとの連携により、老若男女を問わず、どんな問い合わせに対しても、人間による対応と同等のUXでのサービス提供を実現した。


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