〔2023/11/15〕SCSK、チャットボット・ボイスボットへのビルトイン・生成 AI サービスを提供開始

 SCSKは、チャットボット・ボイスボットに代表されるコンタクトセンターソリューションにおいて、「ビルトイン型・生成 AI サービス」を2023年12月1日より提供を開始することを発表した。生成 AI の活用方法などで課題を抱えている企業に対して、すぐに試して、効果が分かる環境を提供し、業務の負担軽減に貢献する。
 生成AIの導入ニーズが高まるなか、企業は生成AIに対して「使い方」「活用方法」「「効果」などが分からないといった共通の課題を抱えている。
 SCSKはAIを活用したチャットボットやボイスボットを提供しており、これまでヘルプデスクやコンタクトセンターにおける人手不足解消や業務自動化に貢献してきた。特に、ボイスボットの分野においては、Google Cloud の会話型AIソリューション「Contact Center AI(CCAI)」を同社のコンタクトセンターソリューションに組み込んだ「PrimeTiaas VoiceBot Option」を2022年度より提供している。また、2023年8月からは Google Cloud 生成AIソリューション支援パートナーとしてクライアント企業の生成AI活用を支援しており、主要サービスが日本語化したことを契機に、ソリューションの提供を本格的に開始した。
 既存のチャットボットやボイスボットにビルトインする生成AIサービスの提案から初期構築、導入まで支援する。単体でも生成AI搭載のチャットボットとして稼働するので、生成AIの適用可能性を試す個別のPoCツールとしても提供可能。チャットボットやボイスボットにおいて、利用開始時に必要不可欠でありながら煩雑で作業負荷の高い「回答シナリオの作成・メンテナンス」が不要で、自社で有するナレッジベースやドキュメントを読み込ませることで生成AIが回答を生成します。また、「この質問には必ず同じ回答を返す」という個別のルール設定も可能です。生成 AIの導入過程における疑問点については同社スペシャリストが回答し、フォローするので、スムーズに利用開始でき、効果がすぐに実感できる。
 SCSKがご提供するコンタクトセンター向けクラウドサービス「PrimeTiaas」およびチャットボットサービスPrimeAgent」を利用中のクライアント企業の環境においてもビルトイン・連携は可能。


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