〔2024/2/14〕リンク、「AI連携」機能などを追加したBIZTELの最新バージョンを提供開始

 リンク(本社:東京都港区、岡田元治社長)は、ChatGPTを活用した通話評価・FAQ抽出・要約などがノーコードで簡単に利用できる「AI連携」や、最大5名で通話ができる「電話会議室」などの新機能に加え、音声認識APIサービス「AmiVoice API Private」との連携が可能になるなど、拡張性・使いやすさを改善したBIZTELの最新バージョン「3.9.0」の提供を開始した。
 AI連携は、AmiVoice APIにてテキスト化された顧客との通話内容を、ボタンひとつでChatGPTへ連携し、事前に登録した解析指示に沿って、通話内容の要約やFAQの抽出、応対品質のチェックをするなど、幅広い業務の効率化・自動化をサポートする機能。
 さまざまな業界で人手不足が課題となっている昨今、コールセンター業界でも通話後の応対履歴の記録作業や、スーパーバイザーによるオペレーターの応対品質のチェックなど、あらゆる業務の効率化を望む声が高まっている。
 AI連携は、ノーコードで設定できるため、専門的な知識がなくても簡単に利用を開始することが可能。さらに、指示内容は日本語で設定でき、最大で1,000件まで登録が可能なので、幅広い業務に活用することができる。
 ChatGPTに指示した要約などの結果は、BIZTELの管理画面やワークスペース(電話応対に必要な情報表示・作業機能を統合した画面)からリアルタイムで確認できる。また、結果はワンクリックでコピーできるため、顧客応対後の記録作業の工数削減や、応対を引き継ぐ際の円滑な情報伝達にも役立つ。
 BIZTELではこれまでも、架電者・受電者・転送先の受話者による三者通話機能を提供してきたが、今回のバージョンアップでは最大5名で通話できる「電話会議室」が追加された。会議室は3件まで作成でき、顧客応対用・社内連絡用など業務に合わせて使い分けることが可能。例えば、オペレーター・営業担当者・通訳者を交えて海外の顧客にサービスの説明をしたい場合など、さまざまなシーンで活用できる。
 顧客との通話内容をテキスト化するオプション「音声認識連携」で、音声認識APIサービス「AmiVoice API Private」と連携ができるようになっ。AmiVoice API Privateでは「ルールグラマ」「氏名」「住所」といった、さまざまな音声認識エンジンが利用可能。


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