〔2024/2/19〕キューネットワークス、55分でコールセンターシステムが利用できるサービス「DASH-CALL」を提供

 キューネットワークス(本社:東京都新宿区、佐藤勝男社長)は、最短55分で利用可能なコールセンターシステム「DASH-CALL(ダッシュコール)」を開発し、サービスをリリースした。クラウドシステムとインターネット回線を利用することにより、通話機能とデータ入力集計(CRM)を短時間で導入できる。応対席数の拡大や低コスト、オペレータのリモート対応、通話の記録などの機能を標準で備えている。自社販売の他、パートナー経由の販売も予定している。パートナーの募集は2月後半から行う予定。システムは2月後半から提供予定。
 企業からの情報発信する方法として、ソーシャルメディアやメールなどが活用されている。しかし、相互コミュニケーションが必要なシーンや、幅広い年齢層に対応するケースでは、「電話」は有意性の高い手段と考えている。
 電話の問題点として、急な構築が難しいことが挙げられる。回線、PBX(交換機)、電話機そして、応対を記録するシステムなど、数カ月の期間が必要な場合もある。
 また、それらの仕組みを提供する「委託コールセンター」を利用することにより、期間の短縮が可能だが、オペレータの手配や教育などにより相応の時間がかかってしまうことがある。更に利用には、高額な費用や短期利用の難しさといったハードルがある。
 ダッシュコールはクラウドコールセンターとCRMを迅速に提供することにより、必要な時に必要な期間だけ利用できる(自社)コールセンターを安価で構築できるシステム。急場の対応のため、コールが不慣れな自社社員が応対することを想定し、コールアシスト機能やチャット機能などを搭載している。
 対応者(オペレータ)の電話機として使用されるのはパソコン。通話用にイヤホンマイクを推奨している。イヤホンマイクはコンビニや100円ショップでも入手可能であるため、緊急時でも手配しやすい構成。
 クラウドシステムなので PC・インターネット回線・イヤホンマイク(推奨)があれば電話応対を実現できる。 したがって、リモートワークや在宅勤務の方に協力を仰ぐことも可能。
 標準提供では25名までのオペレータに対応しているが、要望により100人規模の拡大に応じることができる。コールセンター機能の基本機能である電話の振分や通話録音、オペレータ稼働状況、オペレータへ連絡する通知機能、顧客の回答記録と集計機能など必要な機能を、予め搭載している。
 システムのリリースに伴い、導入サポートや販売、既存のコールセンター(自社で対応できないケースを対応)をパートナーとして協力体制を整えることを計画している。


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