〔2024/3/27〕ジェネシス、過去最高の2024年度業績を発表

 ジェネシスは、2024年度(2023年2月1日-2024年1月31日)の記録的な業績を報告した。第4四半期に過去最高の新規年間契約(ACV)の成約を達成するとともに、Genesys Cloudプラットフォームの年間経常収益(ARR)iは約14億ドルに到達し、前年比約45%増で四半期を終えた。
 2024年度中、新たに750社以上の企業がパーソナライズされた体験を大規模に提供するため、ターンキーのAI機能を搭載したオールイン・ワンのGenesys Cloudプラットフォームに移行した。Genesys Cloudにおいては、会話型、生成型、予測型の能力を含むGenesys AIの各種機能の利用が加速した。デジタル・ボットの使用は前年比で4倍以上、音声ボットは3倍以上に増加した。さらに、ジェネシスの生成AIをベースにしたエージェント・アシストの自動要約機能は、今年度第3四半期の公開以来、120万件以上の要約作成に利用された。
 Genesys Cloudは継続的にイノベーションを提供し、年間で400以上の新機能をリリースした。このうちAIに関連した新機能が約70、WEM(ワークフォース・エンゲージメント・マネジメント)に関連した新機能が100以上、新たに搭載されました。2024年2月には、AIベースのソーシャルおよびデジタルリスニング、アナリティクス、コンシューマー・エンゲージメントのリーディング企業Radarr Technologiesを買収した。Radarrの能力をGenesys Cloudと組み合わせることで、企業はさらなるデータを組み合わせ、顧客体験の一元化が可能となる。デジタルとAIのイノベーションをさらに加速するため、ジェネシスは2024年度中にGenesys Cloudの研究開発に3億ドルを投資し、ヨーロッパのブダペストに新しいR&Dセンターを開設した。


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